XMでFXのトレードをしてみたいと考えている。
国内のFX業者から、XMに切り替えたいと思ってる。
そんなとき気になるのが、XMのスプレッドですよね。
はい・・ぶっちゃけ先にお伝えしておくと、国内のFX業者よりもスプレッドが広く取引に必要なコストは高いです(汗)
とは言え、そんな大きなスプレッドと分かってても、XMを利用するメリットがあるのは事実なんですよね。
日本のFX業者なら「スプレッド=取引コスト」という仕組みですが、XMの場合は異なる部分もあるので今回の記事では
- XMのスプレッドを確認する方法
- XMの口座別で異なるスプレッドと手数料
- スプレッドが広くなったり狭くなる時間帯
- スプレッドが広いのに国内FXではなくXMを使うメリット
について詳しく解説をしていきます。
目次
XMの平均的なスプレッドとリアルタイムで確認する方法
まずはXMの平均的なスプレッドを確認する方法から。
ざっくり主要通貨ペアを知りたい・・という人は以下の表をご覧ください。
※変動するため参考程度にしてください。
USD/JPY | 最低1.5pips・平均1.6pips |
---|---|
EUR/JPY | 最低2.1pips・平均2.3pips |
GBP/JPY | 最低3.4pips・平均3.5pips |
EUR/USD | 最低1.6pips・平均1.7pips |
GBP/USD | 最低2pips・平均2.4pips |
リアルタイムなスプレッドを正確に知りたい!他の通貨ペアも知りたい!
という場合には、以下の2つの方法から確認できます。
ホームページから平均スプレッドを確認
スプレッドを調べる1つ目の方法は、XMのサイト内から確認できます。
まずXMのホームページを開いてください。
トップページの「取引」を押して、「FX取引」を進みます。
全通貨ペア、各口座別の最低スプレッドと平均スプレッドが確認できます。
ドル円とクロス円はスプレッドの数字を100倍、それ以外は10,000倍にした数値=pipsになります。
- スタンダード口座とマイクロ口座は、スプレッドが広く取引手数料は無し
- ZERO口座は、スプレッド狭いが往復の取引手数料が有り
となってます。
XMの口座タイプを比較した記事は、以下に載せてるので参考にしてください。
MT4からリアルタイムのスプレッドを確認
2つ目は、XMのMT4でリアルタイムのスプレッドを確認する手順です。
XMのMT4をDLしてない人は以下をご覧ください。(スマホも対応)
MT4を開きます。
「気配値表示」から通貨ペア一覧と、リアルタイムのスプレッドが表示されます。
「USD/JPY」は0.016(価格差)×100倍=1.6pips
「EUR/USD」は0.00017(価格差)×10,000倍=1.7pips
ただし、価格及びスプレッドが常に変動し続けるので注意してください。
国内FX業者を比較してみると
少し確認しただけでも「XMのスプレッドって広いなぁ~・・」と感じませんか?
はい、僕も最初見たときはドル円で1.6pipsもあるの!?って驚愕しました(笑)
参考までに、日本国内で有名なDMMFXとGMOクリック証券のスプレッドと比較してみましょう。
※2020年2月現在のドル円で比較します。
DMMFX | 原則0.2pips |
---|---|
GMOクリック証券 | 原則0.2pips |
XMFX | 最低1.6pips・平均1.7pips |
圧倒的に国内FX業者のほうが狭いですね。
なので手数料とスプレッドだけを見ると、国内を使ったほうがメリットが抜群に高いです。
ただし、国内FX取引所にはないメリットがXMにはあるため、詳しく知りたい人はここまでジャンプしてください。
XMの口座別スプレッドと手数料の違い
では、XMの口座別によるスプレッドと手数料についての違いです。
- スタンダード口座とマイクロ口座
- ゼロ口座(ZERO)
により異なります。
スタンダードとマイクロ口座はスプレッドだけ手数料なし
スタンダードとマイクロ口座はスプレッドが同じ。
かつ、取引による往復手数料はどちらも無料です。
つまり、スプレッドのみが取引コスト(必要経費)となります。
逆を言えば、手数料がない代わりにスプレッドが広いわけですね。
ZERO口座はスプレッドが狭いが手数料がかかる
ZERO口座の場合は、スタンダードとマイクロに比べると圧倒的にスプレッドが狭いです。
その代わりに1ロット(10万通貨)取引時に、10通貨を基準とした取引手数料が発生します。
エントリー時に5通貨、決済時に5通貨で合計10通貨です。
例えば「USD/JPY」で3ロット(30万通貨)をポジって決済した場合。
ポジった瞬間に15通貨(15ドル)、決済したら15通貨(15ドル)、合計30通貨=30ドルです。
USD/JPY価格が100円だったら日本円にすると3,000円ですね。
スプレッドも加味すると(0.1pipsの場合なら300円)、合計で取引コストは3,300円となります。
1ロットに達した取引により手数料が発生するわけじゃなく、常に1ロット=10通貨を基準とした計算で手数料がかかります。
加えて、非常に狭いスプレッドが存在するわけです。
スプレッド(取引コスト)だけで考えるならZERO口座
スタンダード口座とマイクロ口座はスプレッドが広い。
ZERO口座は取引による往復手数料がかかる。
例えば1ロット(10万通貨)取引時をざっくりと比較して、円換算してみると以下になります。
※1ドル100円の場合
1,700円 | 「スタンダード/マイクロ」スプレッド1.7pips |
---|---|
1,100円 | 「ZERO」スプレッド0.1pips+10ドル |
この数字だけ見たら、スタンダードとマイクロ使うメリットはないですよね?
ですがZERO口座のデメリットは、ボーナスが貰えないこととレバレッジが最大500倍になってること。
つまり・・
- 数千万円という潤沢な資金を持ってるからボーナスは一切要らない(使う気なし)
- 潤沢な資金があるからこそレバレッジは500倍もあれば十分
- とにかく取引時のコスト重視でトレードしたい
といった富裕層向けの口座ですね。
トレードする資金が1万円~1,000万円ほどの人は、レバレッジ888倍+ボーナスを活用できるスタンダードかマイクロを推奨します。
スプレッドが狭くなったり広がるタイミングや時間帯
XMFXでスプレッドが狭くなったり広くなる時間はどうなっているのか?
基本的に広がるタイミングは
- 雇用統計など大きな指標時
- 日本時間の早朝
上記2つは一時的に大きく広がります。
すでに日本のFX業者で取引を経験されてると思いますので、原則国内と同じようなスプレッドの幅の動きと思っていただければOKです。
通貨別に考えると、各市場がオープンしてるときは比較的狭くなりやすいです。
例えば、ドルストレートならロンドン時間やニューヨーク時間ですし、ドル円やクロス円は朝の9時から市場が閉まる時間帯まで狭くなる傾向にあります。
スプレッドが広くてもXMを使うメリット
では、スプレッドが国内FX業者よりも圧倒的に広く、取引コストが高いのに何故XMを使う人が多いのか?
僕が実際にXMでトレードをしてて感じるのが
- レバレッジ888倍なので大きく利益を狙える
- ゼロカットシステムのため借金を背負う心配が無い
- ボーナスがあるため少額な資金でも証拠金を増やしトレードができる
- 国内FX業者にはない通貨ペアがある
といった理由が挙げられます。
僕のように資金が数十万円から100万、200万といった資金しかない人でも、レバレッジ888倍とボーナスを使えば、大きな利益を目指せる可能性があります。
何より心の安定剤になるのが、ゼロカットシステムですよね。
週末に大きなポジションを持ったまま、例えば土日にアメリカで大統領選挙があったら・・・。
週明けした月曜日の早朝に、上か下にめっちゃ飛んでるはずです(笑)
そんなとき、逆に振れても入金したお金以上を支払うリスクはありませんし(追証なし)、もし利が伸びていれば儲けものですよね。
もし日本のFX業者なら、追加証拠金(追証)を食らうハメになってしまいます(汗)
あとは、「ユーロ/トルコリラ」や「米/トルコリラ」といった、国内では取引できない高いスワップが貰える通貨ペアが取引できるのも大きな魅力と言えます。